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  2. GLOBAL ANGEL WINGS PROJECT
壁に描かれたエンジェルウィングの前でポーズをした写真、誰もが1度は目にしたことがあるのでは。
以前、SNS上でアップする人が続出し一大ブームとなりました。

SNSで上げられた多くの写真によりこのウィングの印象が強いため、
これを描いているアーティストやそれに込められた想いをご存じない方も多いのではないでしょうか。

写真に写っている女性がアーティスト本人、Colette MIller(コレットミラー)。
アメリカ・ヴァージニア州出身で、現在LA在住のアーティスト。
リッチモンドの大学でアートを学んだ彼女は、ペイントのみならず映画制作・編集など、
活動の場は多岐に渡りクリエイティブな才能を発揮しています。

彼女の母親はオランダとインドネシアで育ち、父親はアメリカ育ちで、小さい頃からグローバルな環境に身を置く。
大人になってからもたくさんの国を旅して回った彼女はさまざまな文化に触れてきました。

そんなColetteが、2012年に始めたアート活動が「Global Angel Wings Project」です。
街の壁にエンジェルウィングを描くストリートアートが生まれました。
LAをドライブしているとぽっかりと空いた壁が目についてこのプロジェクトを思いついたのだそう。
みんながその羽と一緒に写真を撮ることでアートの一部として参加できるように、と描いたエンジェルウィング。
このストリートアートを通して、
「私たちはこの地球に生まれた天使である」(=人を明るく照らす存在になれる)ということを表現しています。

壁画製作の一番最初はLAのストリートから始まり、なんと最初は違法扱いにされてしまったようですが、
描いてすぐに反響がありアートはみんなに受け入れられ、今やケニア、オーストラリア、台湾、フランス、キューバなど世界中の壁に描かれています。
日本では2017年に、GREENROOM GALLERY横浜店があるMARINE&WALKの壁に初めて描かれました。
人はもちろんワンちゃんに羽をつけてみたり、現在でもフォトスポットとして楽しまれています。

エンジェルウィングを描きながら世界中を旅したcolette。
紛争や暴動が起きている地域やストリートチルドレンが溢れる貧しい街の壁にも彼女が描いた羽があります。
その羽をバックに撮られた写真には、老若男女、人種、階級、信仰に関係なく、さまざまな人々が写っています。
人の内に秘めた”天使”を見つめ直し、誰もが周りを照らす存在であること、
彼女のエンジェルウィングには平和を願う気持ちが込められています。



そして今回、そんなColette Miller本人が約3年振りに日本へ来日し、
GREENROOM GALLERY横浜店にて2日間限定のアートエキシビションを行います。
彼女が描くエンジェルウィングの原画や新作を店頭にて展示販売予定。



アーティスト本人も横浜店に在廊予定ですので、
ぜひColetteの作品と本人の想いを生で感じていただけたら嬉しいです。
皆様のご来店心よりお待ちしております。